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大野智「忍びの国」ブルーレイビジュアルコメンタリー感想その2

エンタメ


2017年7月1日に封切りされた日本映画「忍びの国」。
嵐の大野智さんが主役の無門を演じられました。

史実を基に作られたエンターテイメント忍者時代劇として人気、興行収入も25億円を超える大ヒット。
「応援上映」という形態の鑑賞が日本初の47都道府県すべてで行われたことでも話題になりました。

その「忍びの国」のブルーレイが発売、特典にビジュアルコメンタリーというものがあり主演の大野智さん、織田信雄(のぶかつ)役の知念侑李さん、監督の中村義洋監督の3人が映像をみながら撮影時の裏話を披露したりファンからの質問に答えたりしているのでそちらの視聴感想を書いていきたいと思います。

※若干文字起こし的なことをしていてあらすじに触れているので完全にネタバレしています。
ストーリーを知りたくない方はここでUターンを。

大野智主演映画「忍びの国」 ビジュアルコメンタリー感想

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ビジュアルコメンタリー感想その2

実際の映像を見ながら撮影時の裏話やエピソードなどを語っていくのがビジュアルコメンタリーというスタイル。

今回はその1の続きです。
その1はコチラ⇩

大野智主演「忍びの国」ブルーレイ豪華メモリアルBOXビジュアルコメンタリー感想
2017年7月1日に封切りされた日本映画「忍びの国」。 嵐の大野智さんが主役の無門を演じられました。 史実を基に作られたエンターテイメント忍者時代劇として人気、興行収入も25億円を超える大ヒット。 「応援上映」という形態の鑑賞...

ファンのみなさんからの質問タイム①

ここでファンのみなさんからの質問タイムに。

《3人に質問》
DVDだからこそわかるような、知ってるとより映画を深く味わえる伏線や仕掛けや工夫した所があれば教えていただきたいです!

大野智(以下(´・∀・`))「これは監督でしょ。」
中村監督「でもこれはお話としては十二家評定衆がなにしてたかなんで、談春さんとでんでんさんじゃないっすかね」

テロップで「百地三太夫(立川談春)と下山甲斐(でんでん)の芝居に注目すると張り巡らされた罠がより感じ取れる」

監督「これは2回以降見た人ってみんなそこ観てると思うけど」
「なんか変なんで、お芝居が。前半はね」

「誰が國村さん(北畠具教)を切ったかとかね、日置大膳が切ってましたとか言ってるとこの談春さんとかの反応のお芝居とかは狙ってるので」

「要は談春さんとでんでんさんしか作戦を知らないんで、この2人じゃないっすかね、一番の伏線ってなるとね」

(´・∀・`)「確かに一回観ただけじゃわかんない可能性も」

監督「だけどあんまりその伏線をね、やらずにヒント出さないでこうでしたのも面白くはない」
「よく見りゃ分かったのにっていうのが一番イイとこなんで」

確かに推理ものでもミステリーでも伏線を見事に回収してるのが観てて気持ちいいんですよね。

「だからけっこうわざとらしいっちゃあわざとらしいんですよ談春とでんでんさんの芝居って」

《中村監督に質問》
「忍びの国」の衣装の展示を見ました!
細部に渡りこだわりが感じられる素晴らしいものでした。
セットや装飾、小道具などで美術さんや衣装さんの技のすごい所を教えて下さい!

「忍びの国」の衣装デザインは黒澤和子さん。
1954年生まれ 父は黒澤明監督。
北野武監督の「座頭市」や木村拓哉さんの「武士の一分」などたくさんの映画衣装を手掛けてらっしゃいます。

大野さんとも「忍びの国」の衣装で対談されてますよね。
無門の濃紺のポンチョに実は色とりどりの糸が入っていたことにビックリされていたのを思い出します。

監督「今回は黒澤和子さんという人に」
「完全に僕のセンスとは上いっちゃうんで『はぁなるほど!』で終わってましたね」

(´・∀・`)「なんかこう監督の地味なリアルな感じみたいなのは監督の中ではあった?」
監督「信雄は青と赤なんだよね。」
「どっちも派手なんだけど色としては真逆なんだけどその2色を上手ーく出てくるんですよ。このシーンだったらコレ、であとちょっと威張りたいときはコレとか」
(´・∀・`)「あー、それにも合わせて」
監督「そうそうそうそう」

監督「日置大膳の伊勢谷(友介)くんだったらこの色とか、マキタ(スポーツ)さんはたぶん緑とか」
「それをずっと同じっていうんではなくて、わざとらしくなくやってたような、お国(石原さとみ)のピンクの感じとか」

監督「無門の中に鎧着てるじゃないじゃないッスか、あれの隠し方どうしようとか言ってたとき、ポンチョくると思わなかったんで、全部なるほどなーって」
(´・∀・`)「すべてお見通しみたいな(笑)」
監督「そうそうそうそう」

知念「最初僕の甲冑(兜)、めちゃめちゃデカかった」
監督爆笑。
(´・∀・`)「それでもおれデカいと思ってるけど」

知念「一応馬に乗ってるからってのもあって大きかったんすよ」
監督「降りちゃうからね、途中でね(笑)」
知念「首おかしくなるんじゃなかってくらい」
監督「ゆるキャラみたいになってたんだよね」

(´・∀・`)「腕の型とか取ったもん、関節外すときの(大膳と戦うシーンで)」
「そのときまだあんまり詳しくわかってなかったから、なんでおれの腕の型をとるんだろうってずっと思ってた」
監督半笑い。
(´・∀・`)「のちに関節外すワザがあるんだみたいな、ふふふっ。」
「途中で知ったもんな」

忍びが城を建設するシーン

シーンは伊賀の忍びが織田のために城を作っているシーン。
ド派手なアクロバットが満載です。

知念「今の築城のシーンのアクションっていうのは実際にやってらっしゃる?」
監督「これはほぼ全部実際ですね」
(´・∀・`)「えー!あーやって降りてポンポンって」
監督「そうそうそうそう」
(´・∀・`)「えーすっげー」
監督「パルクールチームですね」

監督「あれ裏設定が、これ日にちがかかればかかるだけお金もらえるから作っては壊してるって設定なんですよ」
「グルグル紐で回してんのあるでしょ、あれなんにも短くなってないんだよ紐は。」
「ただグルグル回ってるだけ」

ここで大野さん演じる無門の木挽き歌のシーンが!
鼻歌なのにチョー上手い!

音響の良い映画館で観た方はちょっと感動されてましたね。

監督「後ろのシーソーみたいなヤツも何にも意味ないです」
「ふつうに運んだほうが全然いいんだけど、やってる感を出すのにみんなやってる(笑)」
知念「ずるいなー」
(´・∀・`)「そっかそっかなるほど」

伝吾役の小松利昌さんが織田の現場監督に注意されて吹き矢を吹いちゃうシーン。
「ダメだってそういうことしちゃ。仕事がなくっちまうじゃねぇか」と無門にたしなめられています。

その横でちゃっかり利助が刀をとってるのが笑える(笑)

知念「けっこう吹き矢が好きですねー」
「どうですか、なんかこう武器とかたくさん出てきますけど」

(´・∀・`)「なにが好きだったかな…。」
「僕あの忍術の木に隠れるヤツが好きだった(布で前を隠すポーズ)」
監督「木の幹のやつ持ってるヤツね」
「持ってるだけってヤツ(笑)」
(´・∀・`)「だけってヤツ(笑) あーゆーの好きなんだよね」

監督「昔から吹き矢って好きなんだよねなぜか」
知念「バラエティーとかでよく見ますけど」

(´・∀・`)「なんか地方でやったよね、大阪キャンペーンで」
「フッてやられて、ウッてやったじゃん」
知念「あー!急なインタビュー中に、リアクションしてくださいって言われて、吹き矢をやられて」

(´・∀・`)「関西の人は吹き矢をやったらちゃんとくらってくれますって」

子供が鍛錬されているシーン

お手当をもらいお国を家路につくシーン。
子供たちが修行しているところに出くわします。

知念「大野くん今回なんか修行されましたか?」
(´・∀・`)「修行?役作り的なことで…。」
知念「無門をやるにあたって」
(´・∀・`)「でもねぇ僕のこぅ二つ武器持ってるけど、常になんか家に置いときましたよ。」
(無門は小刀の二刀流スタイル)

監督「ずっと(手に)もっとくって話じゃないの?」
(´・∀・`)「家に置いて、んで家帰って隙あらばこうやって(手で操る動作)」
監督「良かった良かった(笑)」
監督は大野さんが家に飾ってると思ったようです。

(´・∀・`)「ちょっ聞いて(可愛い)、んでずっと置いといたの。」
「んでこのままなんも言われなかったら置いとこって思って、したらきっちり『返してください。』って(爆笑)」

監督「くれたっていいじゃんね」
(´・∀・`)「くれたっていいかなーと思ってんだけどね」

知念「なんかストレッチがどうのこうのって、なんか買ったって」
(´・∀・`)「足広げる器具」
監督「俺がいないとこでよくぼやいてたね、俺何度かテレビでみたわ。体やわらかくしてくださいって言われたからやったんだけど、そんなシーン全然ないんですよつって。股関節とは言ってないよ俺は」
2人爆笑。

(´・∀・`)「ええっ!どこだったの(珍しく大声)」
監督「(体を前屈するポーズ)こうとかさ、いろいろあるじゃない。股関節じゃないだろ」
(´・∀・`)「俺のやわらかくなるのは股関節だから。」
スタッフ爆笑。

(´・∀・`)「やべぇっどーしよどーしよつって、器具買って(手でグルグルまわすポーズ)」
「だいたいこんくらい(180度)まで広がって、よっしゃって思ったらそしたら全然ないんだよそのシーン」

(´・∀・`)「いまだにやってるからね。」
みなさん爆笑です。
「せっかく買ったからもったいないから」

むかし「ひみつの嵐ちゃん」があったころ、ゲストの柴咲コウさんが体をやわらかくしたいと言って出て来たトレーニングマシンが股関節を広げるやつでしたね。
あれをおぼえていたから、体やわらかい=股関節を広げるとなったのでしょうか(笑)。

映画の番宣で出た「メレンゲの気持ち」でも大野さんのご自宅で股関節マシーンにのって無言で延々と取っ手を回してるというシュールな映像を撮ってきたのを思い出しました。

そしてこんなトークのバックで流れていたのは子供が修行を受けているシーン。

これでお国はねずみや子供たちが過酷な修行を受けていることを知るんですよね。
そしてその奥には修行で倒れた子供が無造作に寝かされている…。

これを見なければ小茄子を持って無門と2人京にでも逃げていただろうに(泣)。
今頃は2人で小料理屋でもやって仲良く暮らしていただろうに(泣)。

これがあったからこそあれに繋がるというのがよくできている映画だと思います。

城を爆破!

監督いわく実際に作ったのは一軒家くらいの規模で実際はほぼ合成なんだとか。
これには大野さんも知念さんも驚いています。

爆破のシーンももちろん合成。
煙も合成で足してるかもとのこと。

ここで大膳が助けに来るというシーンはカット。
これは蔵出し未公開シーンに収録されているそうです。

(´・∀・`)「大膳、奥の方に居たなー。ふふふっ。見えるか見えないかくらいでずーっと待機してるわーと思って」

やはり映画ではカットとなるシーンも多数あるわけで。
(´・∀・`)「ここカット(軽い感じでハサミでちょん切るジェスチャー)」
監督「そんなんじゃないんだよ」
(´・∀・`)「(再び)ここカットしよ(軽い感じで)」
大野さんの小芝居に全員爆笑。

カットせずに全部流したら3時間弱くらいあるんだそう。

十二家評定衆が織田を迎え撃つことを告げるシーン

伊賀の忍びに対して十二家評定衆が織田軍を迎え撃つことを告げるシーン。
無門が手を上げて
「戦となればだれが銭を払うてくれるのかな」

このセリフのときの無門の顔(表情)が大好きという監督。
監督「こんな顔見たことないんだけど(笑)」
「俺このバージョンの大野くんの顔、見たことないんだよな」
(´・∀・`)「なんも考えてない顔してる(笑)」

ぽけーっとした困ったような表情なんだけど、確かに大野さんの役柄の中でも見たことないかもしれないですね。
この方は表情のバリエーションが無限大なのでまだまだ見たことのない表情がみれるはず。

(´・∀・`)「なに考えてたんだろ」

お国役石原さとみさんからメッセージ

ここで共演していた石原さとみさんからお三方にメッセージが。

《大野さんへ》
映画の宣伝を共にしていて、魚や絵の話になると顔が明るくなる大野さんですが、ここ1~2年、釣りや絵画以外で心が揺さぶられることは何かありますか?

(´・∀・`)「この人ねぇ俺に質問ばっかしてくるんだよ」
監督「好意でしょうよ。好意があるから聞きたくなるんで相手のことを」
(´・∀・`)「メッセージも質問で終わってるやないか」
監督爆笑。
(´・∀・`)「最後まで質問するんだよなー」

監督「俺だから傍から見てたらキャンペーンのときの札幌のラーメンだよ」
「あれはホント感激してたから」
(´・∀・`)「ほんと美味しかった」

(´・∀・`)「ちょっとこってり系だけど麺と汁からみあってすっごい絶妙だった」
監督「だけどそんなに、泣きそうになってたから、そんなにラーメンで感動するのかよって」
「んで移動のときに、ラーメン屋に嵐のリーダー行けないからそういう境遇を聞いてそれであーゆー感激しちゃうんだと思って」

(´・∀・`)「なんかそういう風に普通のことができることがすごい楽しい」
「だからまぁもちろんマスクしてとかなっちゃうけどふつうに街歩いてるときとかがすごい楽しい」
知念「街とか歩くんですね」
(´・∀・`)「たまーに歩く」

監督「その時は何しに街に出たの?」
(´・∀・`)「正直なんか釣具屋」
みなさん爆笑。
「に行く間にタクシー乗るじゃない?でも歩きたいなーと思って。歩いてると人見てると楽しい」
「ついていきたくなる」
スタッフさん爆笑。
(´・∀・`)「この人一日なにすんだろとか」

無門が信雄の部屋に忍び込むシーン

数少ない大野さんと知念さんの共演シーンがこれ。

(´・∀・`)「唯一のからみ」

監督「これはいい芝居だったと思いますよ」
(´・∀・`)「これもぅ本番5、6テイク撮ったよね」
監督「(カメラを)切り替えしてるだけだから、芝居のNGとかそういうんじゃないから」
(´・∀・`)「(知念さんを指して)一回もミスんないもん」

知念「もうちょっと長くやりたかったですね、せっかくなら」
(´・∀・`)「そうそれ話してたの、待ちのときにね」
「ここが唯一の、だもんね」

監督「2人ともいい顔だよ。乳首が見えそうだもんね知念くんの」
(´・∀・`)「そこはやっぱ監督の狙いだったの」

監督「乳首出ちゃうの情けないっていのがわかりやすいですよ」

織田の牢屋でのシーン

無門を見つけた牢番が手刀で倒されるシーン。

(´・∀・`)「このシーンも何回も撮り直したのおぼえてる」
監督「今やられた牢番の役者さんがたまたま体がすごい固くって」
(´・∀・`)「反れない(笑)」
監督「反る瞬間だけアクション部の方とちょっと代えて」

(´・∀・`)「けっこう俺がこの辺(顎のあたり)を押さえて反られてガンって(手刀のポーズ)やるんだけど」
「全然(後ろに)行かないから(笑)」
「行ったと思ったら倒れそうになっちゃって(笑)」

(´・∀・`)「本番で笑いそうになっちゃって」
「俺なにやってんだろって。なんでチョップするんだろって思いながら。ふふふっ。」

監督「あれはでもね僕の中での無門らしさなんですよ」
「振り上げる相手の動きを利用しちゃうんですよ。振り上げたから後ろに行かしちゃうみたいな」

大野さん自体もこのアクションは難しかったそう。
振り上げるのを避けるんじゃなく振り上げた勢いで押すから暗いし難しかったようです。

ここでチョップと一緒に足も強く地面に叩きつけたのでかかとが出っ張りにあたって痛かったそう。

監督「アクション練習とか全然平気なのに(笑)」
(´・∀・`)「あーゆうのでやっちゃう(笑)」

ここで質問。
《北畠家の家宝「小茄子」のように大切にしている宝物は?》

(´・∀・`)「宝物?小茄子以外で?」
知念「小茄子も宝物なんですか(笑)」

(´・∀・`)「(間をおいて)…ルアーを」
監督大爆笑。
監督「言うと思ってんだよな俺今ルアーなんじゃねのって」

(´・∀・`)「ホントにホントに最近すごい買ったんですよルアーを」
「正直ここ来る前、ルアーを家でこう並べて眺めてから来ました」
「だからそんだけ好きなんだなーと思って」

(´・∀・`)「形は一緒で色違いのルアーを揃えちゃったもんだから、こう並べ替えたりしてやってる時が幸せだった!」
「もういいや、ね、しょうがないほんとにそれだもん」

釣りのことを語る大野さんは本当に嬉しそう(笑)
たくさん行けるといいですね。

でも「Find The Answer」のPVのメイキングで「今年は釣りはほどほどに」とおっしゃってたので大きなお仕事でも控えてるんじゃないかと正直期待しています。

ゲッターズ飯田さんも「2017年12月から本気になる、大きい役か大きい仕事がくる」とおっしゃってましたしね。
期待してます!!!

長くなったので今回はここまで

またまた6000文字を超えてしまいまして、読んでる方もお疲れになった思いますのでここまでにしたいと思います。

こんな拙い文章にここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ビジュアルコメンタリー感想3もできました⇩

大野智主演映画「忍びの国」ビジュアルコメンタリー感想その3
2017年7月1日に封切りされた日本映画「忍びの国」。 嵐の大野智さんが主役の無門を演じられ、興行収入も25億円を超える大ヒットを記録しました。 その「忍びの国」のブルーレイが発売、特典にビジュアルコメンタリーというものがあり主...
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